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本物の悲しみは

偽物よりもずっと苦くて

2度となめたくねえやって思う


けど 本物の嬉しさは

偽物よりもずっと甘くて

ずっとなめていてえなって思う


浅いとこに立つ俺を
深いとこから呼ぶ奴がいた

なんで深いとこなんか入った?ばっかじゃねえの

はまったら はまったぶんだけ
悲しみとかがくっついてくんのにさ

同情かなんか
そんな感じで

俺は手を伸ばしてやったのに

そいつは首を横に振った


深いとこってわかんねえ
浅いとこに立つ俺が
知らない感情もあるんだろうけど
何がいいのかわかんねえや



上で呆けている俺を
下から呼び続ける奴がいた

なんでまだ呼ぶ?助けはいらねえんだろう

はまったら はまったぶんだけ
絶望とかがくっついてくんのにな

でも どこかわくわくした
そんな感じで

俺はもう一度下を覗き込んだ

笑ってる 奴らがいた


深いとこってわかんねえ
昔はあそこにいたはずの俺も
忘れた感情があったりするのかもな
忘れてしまったけど


浅いとこに存りゃ
楽に存れるのに

わざわざ 下へ 下へ
潜ってく奴らがいる


一度の悲しみで潰れる奴じゃなければ
深いとこで存れるんだろう

俺みたいな奴じゃなければ
深いとこに自分の居場所を見い出せるんだろう
深いとこに本当の感情を見い出せるんだろう





本当は 「楽」じゃなくて

「楽しんで」生きたいんだよ

もう一度 奴らが呼んでくれたなら

飛び込んでしまおう

深く 深く



捨てる覚悟はあった




たったひとつの誤算は





君の気持ち


怖かった
それだけ


目の前で初めて
絶えるものをみた


何もできなかった
それだけ


自分の中で初めてじゃない
何かがはじけた気がした



悲しみの奥に見えた
希望?絶望?
なんだろうな
紅い色をしてる想い
答えろよ 自分
それさえも怖いのか

自分さえも怖いのか



壊れたくなかった
それだけ


自分の頬の血が
静かに現実を映す


認めたくなかった
それだけ


自分の中の何かを
必死に抑えつける自分がいた




わからない自分が
自分を侵食していくこの感じ


嘘つけ

わからない自分なんかじゃないだろう
本当はわかってんだろう


認めたら壊れると思った


自分への怒り
自分を否定する この感じ

馬鹿だなぁ俺

自分で自分の人生投げちゃってさ


案外 俺は脆くて弱くて

でも
強かったのかな






理解の奥に見えた
なんだろうな
希望?絶望?
答えはでてるだろう自分
さぁ言っちまえ
叫ぶんだ




もっと もっと 
強くなれ


自分と向き合え


自分と手を繋げ



そんで

いつか杯でも交わそうぜ



歩く


歩く




走れとはいわない


マイペースに


ゆっくり ゆっくり






歩く


歩く

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